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30代の技術系OL。過労でうつ病になった管理人が、これまでの生き方を反省し自分を喜ばせる人生にシフトチェンジしました。
『小さく暮らす』『ゆるく暮らす』をテーマに記事を書いています。

投資初心者さんは何に投資すべきか|4つの疑問を解決

この記事はこんな方におすすめ

・投資初心者さん

・リスクの低い投資をしたい方

・国内株と外国株、どちらを買ったら良いか迷っている方

・株式、債券、仮想通貨、金など何に投資したら良いか迷っている方

・ETFと投資信託で迷っている方

・米国株と世界株で迷っている方

私が休職をしたのをきっかけに早期リタイアしようと思ったのは、『投資していること』が理由でもあります。

けれど投資を始めた当初は、とにかく何もわかりませんでした。

わからないことに自分のお金を賭けることはできませんから、まずは書籍や動画などで1年間みっちり投資について勉強しました。

手堅い投資の本に共通して書かれていることを実践した結果、実績は以下の通りです。

・2016年から4年間NISA(国内アクティブファンド)で運用し100万円強の利益(利益確定済み)

・2020年から現在までNISA(全世界&米国投資信託)+特定口座の投資信託+米国ETFで400万円程度の含み益

・米国ETFの配当金が年間24万円程度(ドルでもらっています)

今日は私が『手堅い投資本』から学んだこと、投資初心者さんに外国株の投資信託がおすすめな理由ついて解説していきたいと思います。

目次

国内株か外国株か

リスクの低い投資をするならば、日本に投資をしてはいけません。

国の人口と経済の成長は相関関係があるとされているので、今後超高齢化が進む日本の経済が目覚ましい成長を遂げるとは考えにくいからです。

実際に円安が進み、今の日本は諸外国に買いたたかれていますよね。

今後もこの傾向はますます強くなることが懸念されています。

その上、外国株と比べて安定して成長し続けている会社もほとんどありません。

日本の経済は完全に下火です。

また私達は円で給与をもらい、通常円で貯蓄しています。

円の価値が下がって生きている今、貯蓄も円、投資も円ではリスク分散になりません。

私は資産の3分の1をドルにし、外国株を保有しています。

なので月2万円程度の配当金は、全てドルで入ってきています。

A. リスク分散するなら外国株への投資をお勧めします。

株式投資か仮想通貨か、はたまた債券か

投資には株取引や債券、金などのコモディティなど様々な種類がありますが、初心者の場合あまり複雑な投資をするのは現実的ではありません。

また、よりリスクの低い投資がしたければ、仮想通貨などの価値の不明な者よりも伝統的な株式に投資すべきです。

リスクを分散したい方が個別株を買うならば複数の銘柄を、それぞれの会社の業績を比較検討しながら選ぶと手間がかかりますので、ETFか投資信託が選択肢になります。

あくまでも投資初心者で、手堅い投資をしたいという事を前提にすると、答えはこうなります。

A. 初心者は株式投資一択(ETFか投資信託)

では、ETFと投資信託どちらが良いのか見ていきましょう。

ETFか投資信託か

1.ETFは分配金あり、自分で再投資する必要がある

分配金は嬉しいものですが、自分で再投資しなくてはいけません。

再投資することで『複利の効果を最大限に生かす』ことができるのですが、ETFは1株あたりの値段が15,000円程度のものが多いので、分配金の貯まり具合を見計らいながら再投資する必要があります。

2.投資信託は分配金を自動再投資してくれる

投資信託の分配金は自動再投資を選択することができます。

おまけに投資信託は100円単位から購入することができるので、分配金を無駄なく速やかに再投資することができます。

再投資する手間もかからず、分配金を直接受け取るわけではないので税金もかかりません。

3.分配金を受け取る場合は、確定申告をする必要がある

分配金を受け取る際には税金がかかります。
米国の市場に投資する場合、外国税10%+日本の税金20.315%が引かれます。
外国税は確定申告をすることで大半を取り戻すことができますが、けっこう手間がかかります。
投資が趣味の方にとってはあまり苦痛ではないのでそそれでいいと思います。

しかし、確定申告&再投資が面倒だと感じる方には投資信託を選択するのが最適解と言えるでしょう。

これらを考慮し、ここでの答えはこうなります。

A.管理に手間がかからないのは投資信託

  配当金がどうしても欲しい、確定申告も面倒ではない方はETF

全米か全世界か

これは永遠のテーマとも言えるでしょう。

全世界の良いところ

まずは全世界に投資するメリット・デメリットを考えていきます。
1.調子のいい国の比率や業績のいい会社の比率を自動調整してくれる
2.いつまでも米国1強とは限らない
3.大きく伸びる可能性のある新興国にも投資することができる

全世界の不安要素

1.新興国は情勢や政府の方針が不安定なためリスクが高い
2.投資している国が多いほど、手続きが複雑になり手数料が割高になる
3.アメリカ企業に比べ粉飾決算が多い

次に米国に投資するメリット・デメリットです。

米国株の良いところ

1.大企業はグローバル展開をしているので、全世界を買う理由がない
2.米国の企業監査の基準が厳しく、新興国に比べ粉飾決算が少ない
3.米国は企業を成長させる制度が充実している
4.リターンは今のところ米国の方が大きい

米国株の不安要素

1.経済成長が大きすぎてバブルがはじける可能性がある
2.ずっと停滞していた時期があった

3. アメリカ経済が衰退したら逃げ場がない

ここでの正解はありません。

本によっても見解が分かれます。

グローバル化が進んだ昨今、アメリカでもその他の国でも上場している大企業はたいてい世界進出しているので、そんなに変わりはないでしょう。

たけのこの里が好きか、きのこの山が好きかくらいの違いだと思って下さい。

このままアメリカの1強状態が続くと思えば米国株に、アメリカの行く末が不安だと思うなら全世界に投資しましょう。

現状として、全世界に投資しても、米国株が約60%を占めています。なので、値動きはほとんど変わりません。

どちらを選ぶかよりも、いつか必ず下がる日が来ることを理解し、下がっても保有し続けることが大切です。

どんなに株価が下がっても、「いつか必ず上がる」と信じられる方を保有することをお勧めします

私はアメリカ市場が不調になった時にも安心して保有し続けることができる、全世界を多めに買っています。

ちなみに、分散して保有しても複利の効果が薄まることはないので、迷って決められないなら比率を決めて両方保有するのもアリだと思いますよ。

A.どんなに株価が下がっても「いつか必ず上がる」と信じられる方を選ぶ。

  迷って決められないなら比率を決めて両方保有するのもアリ。

次回は具体的におすすめな銘柄について解説します。

では。

※本記事は投資による利益を約束するものではございません。投資は自己責任でお願いします。

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30代の技術系OL。意識高くない系シンプリスト。過労でうつ病になった管理人が、これまでの生き方を反省し自分を喜ばせる人生にシフトチェンジしました。
『小さく暮らす』『ゆるく暮らす』をテーマに記事を書いています。
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