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TAO
30代の技術系OL。過労でうつ病になった管理人が、これまでの生き方を反省し自分を喜ばせる人生にシフトチェンジしました。
『小さく暮らす』『ゆるく暮らす』をテーマに記事を書いています。

うつ病回復の兆候6選

こんにちは。

うつ病で休職中のTAOです。

うつ病になると、「いつ治るのか」「どんな風に治るのか」「自分は治ってきているのか」と、とっても不安ですよね。

私は現在うつ病の回復期にありますが、「急性期から回復期に入った」と実感した出来事がいくつかありましたので、紹介させていただきます。

目次

布団から出ている時間が増える

風邪などで体調が悪い時は横になっている方が楽ですよね。

うつ病もそれと同じで、基本的に体を休めて脳の回復を図ることになります。

風邪が治るとずっと寝てはいられないように、うつ病の時も回復すると起きている時間が増えてきます。

違うのは回復の仕方です。

風邪の場合は治ったらたいていはそのまま通常の生活に戻れますが、うつ病の際は状態に波があり、良くなったり悪くなったりしながら少しずつ快方に向かっていきます。

なので、「布団から起き上がれる日が続いたのに、また1日中横になっていた」という事があるのは、全然普通のことなので心配いりません。

心から笑えるようになる

うつ病のイメージといえば『無表情』ですよね。

急性期は疲労感と思考力の低下で、笑う気力もなく自分の表情にも気を使えなくなります。

面白い出来事があっても「面白い」と思えなくなり、それどころか「面白い」はずのお笑い番組などは脳が疲れてしょうがないため自然と避けてしまいます。

回復と共に笑えるようになってくるのですが、最初は家族との会話で笑うことがあっても一瞬だけで目は笑っていないし、当然笑い声も出ない状態でした。

それがだんだんと笑いにも力が出てきて、思い切り笑えた時に回復期に入ったことを実感しました。

当然これにも波があります。

おしゃれをしたくなる

急性期は全くファッションに気を使えなくなります。

物欲もなくなるので、治療開始から半年くらいは1枚も服を買いませんでしたし、欲しいとも思いませんでした。

受診の際も目についたものをそのまま着るだけで、当然メイクもしようと思わなくなりました。

新しい服やメイク用品が欲しくなったりすれば回復の兆候と言えるでしょう。

顔を洗う/お風呂に入る頻度が増える

診断がついて休職になる前日までは毎日お風呂に入って仕事に行けていたのに、休職と同時に張り詰めていた糸が切れたように動けなくなりました。

一番悪い状態のときは、1週間~10日くらいは平気でお風呂に入らず寝てばかりいました。

家族に促されやっと入ったとしても、入浴中に具合が悪くなったり、お風呂から上がった後にソファに倒れこんだりしていました。

急性期は『お風呂<疲労感』だったのが、だんだんと『頭のベタつき、不潔さに耐え切れない>疲労感』に変わってきます。

ですので、入浴の回数も徐々に増えていきます。

回復期の入浴の頻度は人それぞれだし、調子にもよりますが、私はお風呂で具合が悪くなったという恐怖から今でも入浴は気が進みません。

通院や美容室の前日は入浴するようにしているので、現在の入浴頻度は3~5日くらいでしょうか。

それもシャワーよりも湯船につかる方がハードルが高いので、ほとんどシャワーで済ませています。

感情が戻ってくる

例えば、

散歩に出かけて太陽の温かさが気持ちよい。

風が心地よい

鳥の声に心癒される

青い空が美しい

幸せだな

などという感情が戻ってきます。

それまでは、毎日を生き延びることに精いっぱいで周りが見えていません。

散歩に出かけても、まるで誰かを背負っているように体が重く、少し無理すると眩暈をおこしてしゃがみこむなど、とても散歩を楽しめるような状態ではありませんでした。

頭の中にあるのは、「日焼止めは塗らなきゃ」「ああ早く帰って横になりたい」「誰かに見つかったら嫌だな」「15分歩かなきゃいけないのに、まだ5分も経っていない」というネガティブなことばかり。

帽子を目深にかぶり下を向いて歩いていました。

空を見上げたり、葉っぱが芽吹くのを眺めたりできるようになったのは休職後4か月経った頃だったかな。

今では自然の美しさに感謝しながらお散歩ができるようになりました。

ただ日によって、とてもじゃないけどお散歩には行けないという日もあるので、波がある感じです。

完全に『寛解』状態になると、お散歩を楽しめる感覚がずっと続くのでしょうね。

何かしたくなる

回復するに従い少しずつ気力が戻ってくるので、だんだんと活動範囲が広がっていきます。

最初は横になって過ごしていても、少しずつ起き上がり「退屈だな」と感じる時間もでてきます。

そうなると人間、何かしたくなりますよね。

何をするかは人によって違うと思いますが、私の場合は『映画鑑賞』『読書』『座禅』『PCのパズルゲーム』をしていました。

それも集中できる時とできない時がありながら、だんだん集中できる時間が増えていきます。

まとめ

私が「うつ病から回復してきた」と実感した兆候は以下の6つでした。

・布団から出ている時間が増える

・心から笑えるようになる

・おしゃれをしたくなる

・顔を洗う/お風呂に入る頻度が増える

・感情が戻ってくる

・何かしたくなる

逆に言えば、うつ病になるとこれらのことができなくなります。

良くなってくると、これらのことが少しずつではありますができるようになります。

ただ回復具合は人によって違うので、人と比べて焦る必要はありません。

また「すごく良くなった」と思って油断すると、ぐったり疲れて数日動けなくなることもあるので注意が必要です。

あくまでもゆっくり、自分のペースで焦らず治していきましょうね。

では。


うつ病は、きちんと通院し内服したらほとんどが治ると言われています。

また、治療を開始するまでの期間が短いほど、早く治ります。

1人で悩まず、まずは誰かに相談して下さいね。

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30代の技術系OL。意識高くない系シンプリスト。過労でうつ病になった管理人が、これまでの生き方を反省し自分を喜ばせる人生にシフトチェンジしました。
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