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30代の技術系OL。過労でうつ病になった管理人が、これまでの生き方を反省し自分を喜ばせる人生にシフトチェンジしました。
『小さく暮らす』『ゆるく暮らす』をテーマに記事を書いています。

私が試した抗うつ薬まとめ

こんにちは。うつ病で休職中のシンプリストTAOです。

今日はお薬の話です。

私は今まで、うつ病の治療のためにたくさんの薬を試してきました。

その中には副作用がひどく一瞬でやめたもの、副作用を乗り越えたらうつ症状を大幅に改善してくれたものなど色々あります。

副作用の出方は人それぞれですが、私にとってどうだったかをシェアします。

目次

薬を飲んだ感想

アイウエオ順で紹介します。

時々『前医』『今の主治医』という言葉がでてきますが、私が1度病院を変えているためです。

病院変更の経緯についてはこちらの記事を参照してください。

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アモキサン

三環系抗うつ薬

適応:うつ病、うつ状態

ノルアドレナリンとセロトニンの働きを改善させ、脳内の神経伝達をスムーズにします。

主な副作用

口渇・便秘・めまい・眠気・排尿困難

急性期の頃、1日20mgを朝夕に分けて2週間だけ飲みました。

効果がなかったのですぐに中止となりましたが、これを飲んでいる時が一番便秘がひどかったです。

この薬のせいかわかりませんが、飲んでいる頃は立ち眩みでしゃがみ込むことが多かった気がします。

アルプラゾラム

適応:不安、パニック障害、不眠症

神経細胞の異常で過剰な活動を減らし、脳を落ち着かせるのに役立ちます。

主な副作用

眠気・めまい・ふらつき・頭痛・焦燥感

1回0.4mgを頓服として前医に処方されました。

今の主治医からは、「依存性があるためできるだけ飲まない方が良い」との説明を受けています。

回復期中盤からは月に1~2回不安時に飲んでいますが、自分的には効いているのかよくわからないお薬。

私は飲んでもあまり眠気を感じません。

エビリファイ

非定型抗精神病薬

適応:統合失調症、小児の自閉スペクトラム、うつ状態、うつ病、双極性障害

幻覚、妄想、感情や意欲の障害などを改善する薬

主な副作用

振戦・傾眠・不眠・不安・体重増加

1日0.5mgを朝内服しています。

気分の波が強かった時に出されました。

落ち着いた今も、「簡単にやめれるので、お守りがわりに最後に断薬しましょう」と言われて飲んでいます。

イライラの原因は毒親の干渉で、引っ越して実家を出てからは気分が落ち着きました。

この薬を飲み始めた時期と引越時期が一緒だったので、気持ちが落ち着いたのはこの薬と関係ないかもしれません。

飲み始めに「シャンシャンシャン」という耳鳴りが1~2週間くらい続きました。

医師に聞いてみると、ごく少数に耳鳴りが現れることがあるとのこと。

薬に慣れた後は一度も耳鳴りは出ていません。

酸化マグネシウム

適応:便秘

便の水分バランスなどを調整することで排便を促す薬

990mgを1日1回~3回飲んでいました。

一番便秘がひどかったころに内服していたので、あまり反応が良くなかった印象があります。

もしかしたら今飲めばいい感じなのかも知れませんが、麻子仁丸が良すぎるので変えるつもりはありません。

デュロキセチンカプセル

適応:うつ病、うつ状態、疼痛

憂鬱な気持ちや、不安やイライラ、食欲減退、不眠などの症状を改善するお薬。

主な副作用

眠気・めまい

1日40mgを朝夕に分けて内服していました。

急性期の頃に1週間だけ内服していました。

全く記憶にありませんが、副作用の問題で中止になったと思われます。

トリンテリックス

2019年11月に新たに発売となった抗うつ薬で、SNRI、SSRI、NaSSAどれにも属さない新作用機序の薬。

適応:うつ状態、うつ病

主な副作用

下痢・傾眠・頭痛・めまい・不眠症・悪心・嘔吐・便秘・掻痒感・蕁麻疹

10mgを1日1回夕食後に処方されました。

飲んで30分くらいするとムカムカしてきて、数時間どうしようもない胃の不快感に悩まされたお薬。

最後に噴水のように盛大に嘔吐し、中止となりました。

一番合わなかったお薬です。

ハルシオン

睡眠導入剤

主な副作用

眠気・ふらつき・頭痛・めまい・倦怠感・下痢

0.25mgを眠前に飲んでいました。

前医で処方されましたが、若年性の認知症を引き起こす恐れがあるとのことで、現在の主治医になってから中止となりました。

飲むとスッと眠りにつけていましたが、やめても眠れています。

パロキセチン

選択的セロトニン再取り込み阻害剤(SSRI)

適応:パニック障害、強迫性障害、PTSDなどの不安障害、うつ病

セロトニンのレベルを上げるお薬。

主な副作用

悪心・便秘・めまい・口渇・疲労感・不眠・食欲不振・神経過敏・眠気・振戦

1回15mgから少しずつ増量し、MAXで1日30mg、現在は1日20mgを朝・夕2回に分けて服用しています。

私は1日30mgを超えると吐き気と手の震えが強く、それ以上の増量ができませんでした。

医師曰く、私が飲んでいた抗うつ剤の中で一番太るとのこと。

私はミルタザピンの方が太る感じがしたんだけどな・・・。

ベルソムラ

脳の覚醒を促進する物質を阻害することで、脳を睡眠状態へ移行させ睡眠障害を改善する薬

主な副作用

傾眠・頭痛・疲労・めまい・悪夢・動悸・悪心

もともと毎日悪夢だったので、あまり気になりません。

医師からは自然な睡眠サイクルを作る薬だと説明を受けました。

麻子仁丸

適応:便秘

乾燥して排便しにくい状態の便を軟らかくし、無理なく便秘改善が行えます。

1日2.5gを眠前に飲んでいます。

もともと過敏性腸症候群で、便秘など一度もしたことがなく、むしろ正露丸を手放せない体質だったのですが、うつ病の治療を始めてからひどい便秘になってしまいました。

市販薬、処方薬を合わせ色々な下剤を飲みましたが、これが一番体に合いました。

お腹が痛くならないし、下痢もしない。1日2~3回良い便が出るので飲み始めてからずっと快調です。

ミルタザピン

適応:うつ病

セロトニンとノルアドレナリンのレベルを上げ、精神的なバランスを維持します。

主な副作用

眠気・口渇・食欲増進・頭痛・体重増加

15mgを1錠→1/2錠→1/4錠と副作用の具合を見ながら減らしていきました。

眠前のお薬です。

催眠効果が強く、1錠飲むと翌日寝たきりになるため、私は1/4錠が上限でした。

それでも午前中の眠気が強く、現在は中止になっています。

これはもう、とにかく太るお薬。

1日1/4錠しか飲んでいないのに、4か月で8kg増えました。

二度と飲みたくないです。

リボトリール

適応:てんかん、痙攣

主な副作用

眠気・ふらつき・喘鳴・発疹

1日0.5mgを眠前に処方されました。

悪夢に対して前医で処方されたのですが、全く効果がなかったので1週間で中止となりました。

悪夢に効果があるなんて、今でもちょっと疑っています・・・。

レクサプロ

選択的セロトニン再取り込み阻害剤(SSRI)

適応:PTSDなどの不安障害、強迫性障害、月経前不快気分障害、うつ病

セロトニンを増加させる。

主な副作用

頭痛・倦怠感・傾眠・めまい・悪心・口渇

1日10mgを夕食後に飲んでいます。

飲み始めは倦怠感が強かったのですが、2週間ほどで慣れてその後は絶好調でした。

もっと早く出会いたかった抗うつ薬。

ロラゼパム

適応:短期間の不安神経症

神経細胞の異常で過剰な活動を減らし、脳を落ち着かせるのに役立ちます。

主な副作用

眠気・ふらつき・めまい・立ち眩み・頭痛・耳鳴

急性期に朝晩0.25mgずつ処方されていました。

飲んでいた頃の記憶がありません。

カウンセリングを受けたいと話すと、前医でいきなり断薬されました。

現在飲んでいる薬

振り返ってみるとうつ病になってから14種類もの薬にお世話になっていたことに驚いています。

様々な薬を飲んでみて思うことは、「薬の変更は体へのダメージが大きい」ということです。

今は以下の薬で落ち着いていますが、このまま薬が増えずに減薬し、何も飲まない日が来るといいな。

現在飲んでいる薬

・パロキセチン 1日20mg 朝・夕

・レクサプロ  1日10mg 夕

・エビリファイ 1日1mg 朝

・ベルソムラ  1日20mg 就寝前

・麻子仁丸   1日2.5g 就寝前

まとめ

色んなお薬を飲んできましたが、飲み始めに副作用が出る薬が多いと感じました。

多少の倦怠感や吐き気なら我慢は出来ますが、噴水上に嘔吐したり、手の震えがでるものは飲み続けることができませんでした。

うつ病の薬は色んなタイプのものがあるので、「どうしても辛い」と思ったら医師に相談することをお勧めします。

みなさんが体にピッタリ合うお薬に出会えますように。

では。

TAO
30代の技術系OL。意識高くない系シンプリスト。過労でうつ病になった管理人が、これまでの生き方を反省し自分を喜ばせる人生にシフトチェンジしました。
『小さく暮らす』『ゆるく暮らす』をテーマに記事を書いています。
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