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TAO
30代の技術系OL。過労でうつ病になった管理人が、これまでの生き方を反省し自分を喜ばせる人生にシフトチェンジしました。
『小さく暮らす』『ゆるく暮らす』をテーマに記事を書いています。

うつ病になりました

私は今年の3月にうつ病を発症しました。

原因は人間関係の悩みやパワハラではありません。

むしろ職場では頭の回転が速く人間性も素晴らしい人に囲まれており、「その場にふさわしい自分でいなくては」「みんなに認められる自分でなくては価値がない」と常にフルパワーで走り続けた結果、息切れしちゃったみたいです。

発症する数か月前から「最近すごく疲れているな」と感じていましたが、人手が足りなかったので「休みを下さい」とは口が裂けても言えない状況でした。

だんだんとお腹の底から湧き出すイライラと不眠、早朝覚醒に悩まされるようになりました。

休みの日に布団から起き上がれないことも増えていきました。

そんな日々を送ること半年以上。ある日突然思考が停止し、話しかけられていても何を言われているのか、文章を読んでも何が書かれているのかわからなくなりました。

そして私はうつ病と診断されました。

突然ですが、あなたは何か月もかかるような遠い場所に歩いていくことになったらどうしますか?

まさか全力疾走なんてしませんよね。

通常は、体調と相談しながら自分のペースで歩くと思います。

人生もそれと同じなんですよね。

全力で頑張り続けたらいつかは倒れてしまいます。

誰もが疲れたら休憩し、怪我をしたら手当をし、夜が来たら眠らなくてはいけません。

でも私は、うつ病を発症するまで自分を追い込み続けていました。

振り返ってみると、私のうつ病は過労が『きっかけ』になったのかも知れないけれど、『原因』ではなかったということに気づきました。

うつ病を発症する要素は既にあって、体もサインを出していたのに、ほかならぬ自分自身がそれを無視して自分をムチ打っていた。

限界を迎えた私の体は、うつ病になることで『本当に自分が望む生き方』をするよう知らせてくれたのだと思います。

もしうつ病を発症しなければ、限界を感じながらムチをふるい続け、他人軸の人生のまま死んでいくところでした。

うつ病を発症してからは、現在に至るまでずっと仕事を休ませてもらっています。

いわゆる休職中です。

うつ病は完全に治癒していないし、治癒するのかもわかりません。

病気になることで失ったモノもあるけれど、病気になったからこそ私は人生を生きなおすことができそうです。

今私は病気と付き合いながら、『大学進学』や『念願の一人暮らし』など、ずっとやりたかったことに挑戦し始めています。

自分の望むことに挑戦している時、あんなに自分を追い込んでいた時が嘘のように、心は平穏で幸せです。

なにせうつ病の治療中なので更新ペースは体調によって変化するとは思いますが、今後ともお付き合いの程よろしくお願いいたします。

では。

誰かに相談したい。でも病院は敷居が高いという人におすすめ。

TAO
30代の技術系OL。意識高くない系シンプリスト。過労でうつ病になった管理人が、これまでの生き方を反省し自分を喜ばせる人生にシフトチェンジしました。
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