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30代の技術系OL。過労でうつ病になった管理人が、これまでの生き方を反省し自分を喜ばせる人生にシフトチェンジしました。
『小さく暮らす』『ゆるく暮らす』をテーマに記事を書いています。

信頼できる矯正歯科を3つのタイミング9つのポイントで見極めよう

矯正を始めようと思っても、矯正を行う歯科はたくさんあります。

『どうやって矯正歯科を選んだら良いの?』

と、悩みますよね。

高いお金を払って、長い時間を費やして、痛みを我慢して矯正を行うのだから、絶対に失敗したくない。

当然です。

今日は、良い矯正歯科を選ぶポイントについて解説します。

目次

HP上で確認すること

1.日本矯正歯科学会認定医の資格を有している

歯科医師の免許を持っていれば、矯正治療を施すことはできます。

ですが矯正治療は難しく、正確な治療を施すには高いレベルの技術が必要です。

十分な知識・技術を持ち、厳しい審査基準をクリアしたのが、『日本矯正歯科学会認定医』ですので、この資格を持っていれば安心して任せられますね。

歯科医師:104,908人(H30.12.31日厚生省調べ)

日本矯正歯科学会認定医:約3,000人(日本矯正歯科学会HPより)

矯正歯科のHPの医師紹介欄にたいてい掲載されていますので、ぜひ確認してみてください。

※一見すごそうに見える肩書を10~20個以上並べて、認定医ではないことを誤魔化しているような矯正歯科HPもありますのでご注意を。

日本矯正歯科学会認定医には以下の3種類があります。

日本矯正歯科学会認定医(1990年創設)

学会所属5年以上であり、指定教育機関で5年以上の研修を修了した者。学会に臨床発表をした者

日本矯正歯科学会専門医(2006年創設)

12年以上継続して学会に所属し、課題症例をパスした者

日本矯正歯科学会指導医

さらに大学で3年以上の教育歴がある者

こちら↓↓↓で認定医を持っている歯科医を検索できるので、HPに明記されていない場合はこちらで確認することをお勧めします。

公益社団法人 日本矯正歯科学会HP

2.各種学会に所属している

歯列矯正に関わる様々な学会があります。

・日本矯正歯科学会
・都道府県矯正歯科学会
・日本舌側矯正歯科学会
・日本口蓋裂学会
・日本顎変形症学会など

学会に所属しているという事は、それぞれの学会に参加し知識のアップデートがされているということで、安心感も増しますよね。

全ての学会に所属することは困難ですから、せめて自分が希望する矯正方法を専門に勉強している医師を選ぶと良いと思います。(例えば舌側矯正を希望するなら、日本舌側矯正歯科学会に所属している医師を選ぶ)

特に歯列矯正と顎関節症は密接な関りがありますので、『日本顎変形症学会』へ所属している医師ならば、噛み合わせや顎の状態を無視した無理な矯正を行うことはないでしょう。

3.矯正の方法や料金を明示している

矯正を始めたいと思ったときに当然心配になるのが料金です。

それぞれの歯の状態により料金は当然変わってきますが、HP上で一般的な治療代金を明示してある所は、患者ファーストであるといえます。

私の通っている歯科では、HP上で以下の料金を明示しています。

・表側矯正
・裏側(舌側矯正)
・マウスピース矯正(インビザライン)
・部分矯正
・アンカースクリューや抜歯などの処置
・相談料や検査料金

見積もりの段階では、治療方針や料金をしっかり明示してくれる場合もありますが、HPの段階で「何だかはっきりしないなぁ」と思う矯正歯科は避けた方が無難でしょう。

4.クレジットカードが使える

最近は、クレジットカードを使える病院が多くなってきましたね。

矯正歯科では数十万という大金を支払うことになりますので、クレジットカードを使えると安心です。

札束を持ち歩くなんて嫌ですもの。

ポイントもつきますしね。

5.無理なく通える

通院は基本月に1回ですが、抜歯翌日は消毒があったり、器具の破損・ワイヤーの飛び出しなどのトラブルで、定期受診以外に歯科に出向く場合があります。

なので、できるだけ通いやすい場所にあるかどうかも重要なポイントです。

だからといって、近いからという理由で良くない歯科を選ぶのは良くありません。

同じような条件であれば近い方、アクセスが良い方をお勧めします。

また立地だけでなく、休診日や受付時間もしっかり確認しておいてくださいね。

平日勤務の方が、平日しか受付していない歯科を選ぶのは現実的ではありませんよね。

ここまでで、だいぶふるいにかけられたと思います。

「ここなら大丈夫かな」と思う矯正歯科が見つかったら、次は矯正相談です。

矯正相談で医師に会って判断すること

6.嫌な顔をせずに質問に答えてくれる

矯正の期間は通常2~5年(保定期間も含め)くらいかかるため、担当医とは長いお付き合いになります。

知識や技術が確かなのはもちろん大事なことですが、人間性や相性も同じくらい重要です。

たくさん質問をした時にあからさまに面倒そうな対応をしたり、不機嫌になるような医師は、トラブルが起きた時に責任ある対応をしてくれない可能性が高いので注意が必要です。

そんな医師にはすぐにサヨナラして違う矯正歯科を探しましょう。

また、『嫌な顔をせずに質問に答えてくれる』というのは最低条件ですが、「対応が何だか不快」とか「調子が良くて信頼できなさそう」と感じた場合も避けた方が良いでしょう。

矯正前検査・診断で判断すること

7.しっかりと検査してくれる

一般的な矯正前検査は以下の通りです。

・虫歯リスクテスト(唾液量・生活習慣調査)
・歯周ポケット測定
・CT
・診察
・ブラッシングテスト

診察だけして簡単に、「大丈夫ですよー」と言う医師には気を付けて下さい。

きちんと検査・評価した上で、適切な治療方針を決めてくれる医師が信頼のできる医師です。

私が通院しているところは、ブラッシングテストに合格しないと矯正してもらえません。

8.治療方針と注意点をしっかり説明してくれる

・治療方針
・全期間の治療の進み方
・矯正中のセルフメンテナンス方法(ブラッシング・グッズ・フッ素利用について)
・矯正による痛みの対処方法
・矯正中のトラブル対処方法
・食べ物の工夫について
・金額の見積もり
・追加料金の可能性と、具体的な金額について

こちらから質問しなくても、このくらいの提示をしてくれるところが安心です。

書面で渡してくれる歯科を選びましょう。

矯正は長期間かかるので、後から「どうだったっけ?」と見返すことも出てきますし、「説明した。聞いていない。」というトラブルを避けることもできます。

「とにかく歯が並べばいい」ではなく、きちんと虫歯予防の指導をしてくれるところが良い矯正歯科です。

9.デメリットをきちんと提示してくれる

「患者さんの希望を全部叶えます!」っていう歯科医がたまにいます。

「早く終わらせてください」→OK

「安く済ませたい」→OK

そんな風に調子よく安易に承諾するのは、残念ながら良い医師とは言えません。

矯正のメリットは大きいですが、メリットがあればデメリットがあるのは当然です。

きちんとした矯正歯科では、メリット・デメリットを書面で提示してくれます。

受け取ったら隅から隅まで読みましょうね。

矯正前検査・診断は高額ですが、ここから先はさらに高額な料金がかかります。

この段階では別の歯科を選ぶことも可能です。

くれぐれも、納得できない状態で治療に進むのはやめて下さい。

まとめ

HP上で確認するべき5項目

1.日本矯正歯科学会認定医の資格を有している

2.各種学会に参加している

3.矯正の種類や料金を明示している

4.クレジットカードが使える

5. 無理なく通える

矯正相談で確認するべき1項目

6.嫌な顔をせずに質問に答えてくれる

矯正前検査・診断で確認するべき3項目

7.しっかりと検査してくれる

8.治療方針と注意点をしっかり説明してくれる

9.デメリットをきちんと提示してくれる


みなさんが良い矯正歯科に出会えることを願っています。

では。

TAO
30代の技術系OL。意識高くない系シンプリスト。過労でうつ病になった管理人が、これまでの生き方を反省し自分を喜ばせる人生にシフトチェンジしました。
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