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30代の技術系OL。過労でうつ病になった管理人が、これまでの生き方を反省し自分を喜ばせる人生にシフトチェンジしました。
『小さく暮らす』『ゆるく暮らす』をテーマに記事を書いています。

恫喝は虐待ですか?しつけと虐待の違い|私の父親の場合

目次

しつけと虐待の違い

まず「しつけ」の定義について確認しましょう。

しつけとは

社会生活に適応するために望ましい生活習慣を身につけさせること。

基本的生活習慣のしつけが中心になるが,成長するにつれて,家庭,学校,社会などの場における行動の仕方へと,しつけの内容が拡大していく。

しつけの目標は,社会生活の秩序を守り,みずから生活を向上させていくことのできる社会人に育て上げることである。

また,しつけを効果的に行うためには,成長段階に応じた適切な方法をとることが必要である。すなわち,乳児期から幼児期にかけては親が範を示して根気よく繰返し,叱るよりも,上手にできたときにほめて力づけ,理解力が深まるにつれて説得に主眼をおくようにするのが望ましい。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

では、虐待とはどのようなものなのでしょうか。

虐待とは

子供に意図的に身体的・精神的苦痛を与える行為。

1970年代まではもっぱら身体的虐待をさしていたが,今日では性的虐待,育児放棄,情緒的虐待(ことばによる虐待や心的外傷を残すような懲罰など)を含む。また世界保健機関 WHOは,商業的その他の搾取(児童労働や児童売春など)を児童虐待の範疇に加えている。

親が虐待行動をとる背景には,ストレスの多い日常生活や自分の力が及ばない状況に対処しきれないなどの問題があり,事態を打開するために自分の意思を無防備な子供に押しつけるような,ゆがんだ行動に出てしまうとみられる。

また子供を虐待する親の多くは,みずからも幼少期に虐待を受けていたことが研究によって示されており,この虐待の連鎖は性的虐待においてとりわけ顕著にみられる。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

「虐待」は意図的に身体的・精神的苦痛を与える。と書いてありますが、無意識に行う場合も虐待になると思います。

子供は親から受ける影響が大きく、親の言動を見て世間とのかかわり方を学習するので、虐待の連鎖も当然のことでしょう。

この負の連鎖を断ち切ることはできないのでしょうか。

厚生労働省では以下のように児童虐待の定義しています。

身体的虐待殴る・蹴る・叩く・投げ落とす・激しく揺さぶる・火傷を負わせる
・溺れさせる・首を絞める・縄などで拘束する など
性的虐待子供への性的行為・性的行為を見せる・生気を触るまたは触らせる
ポルノグラフィの被写体にする など
ネグレスト家に閉じ込める・食事を与えない・ひどく不潔にする・自動車の中に放置する
重い病気になっても病院に連れて行かない など
心理的虐待言葉による脅し・無視・きょうだい間での差別的扱い・子供の目の前で
家族に対して暴力をふるう(ドメスティックバイオレンス)
きょうだいに虐待行為をおこなう など

私の受けた虐待

私がされてきたのは、父親からは心理的虐待、母親からは体罰と心理的虐待です。

今回は父親から受けた虐待の一部を紹介します。

1.6才頃のトランプ事件

家族4人でトランプをしていた時の事。

末っ子で負けず嫌いな私は、負け倒して泣き、最後には怒って席を立ってしまいました。

自分の部屋で泣くだけ泣いて、何だかみんなに申し訳ない気持ちになって、謝ろうと1階に下りて行くと・・・。

聞こえてきたのは、私の悪口を言う声でした。

「あいつはほんとにどうしようもないな」

「すぐ泣くんだから」

悲しくて悲しくて、私はその場でうずくまって泣いてしまいました。

すると、リビングのドアが開きトイレに行こうと父親が出てました。

そして、泣いている私を見つけこう言い放ちました。

「立ち聞きなんて、お前は本当に卑怯で性格が悪いな。」

8才頃の時計事件

父方のおばあちゃんに腕時計を買ってもらいました。

その頃ちょっと流行っていた猫のキャラクター。

私がリクエストして買ってもらったものです。

でも小学生なんて、時計をつけて出かけることなんてそうそうなく、たいていしまっていました。

ある日、「おばあちゃんが突然遊びに来ることになった」と、父親が私の部屋に入ってきました。

「おばあちゃんが来るから今すぐあの時計をつけなさい」という父親に、机に向かい勉強をしていた私は「今見当たらないんだ」と答えました。

すると、「今すぐ探せや!ごるぁぁぁぁぁ」

と怒鳴りながら、後ろで結んでいた私の髪の毛を掴んで椅子から引きずり下ろしました。

11才頃の「半殺しにしてやる」事件

ある日の夜、母親に「お風呂に入っちゃいなさい」と声を掛けられました。

私は『汚ギャル』ならぬ『汚チビ』で、何日もお風呂に入らなくても平気な子だったもので、「昨日入った」と答えました。

すると、父親に「昨日は入ってないぞ」と言われましたが、入ったような気がしたので、もう一度「入った」と答えました。

すると、「入れって言ってるだろ。言うこと聞けや!ごるぁぁぁぁぁ!」

と目の玉をひん剥いて怒鳴り散らしました。

掴みかかって来たので逃げると、キッチンにあったフライパンを持って追いかけてきました。

「半殺しにしてやる!ごるぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

「カ〇ワにしてやろうか!?あ゙ぁ!?この野郎ぉぉぉぉ!」

と血相を変えて追いかけてきたので、私はお風呂に逃げ込みました。

父親は怒鳴りながらフライパンを振り回し、止めに入った母親をもみ合いになっています。

私はお風呂場の内鍵をかけ、顔面蒼白で恐怖でガタガタと震えお風呂場で泣きました。

父親は怒りのあまり、車に飛び乗ってどこかに行ったようでした。

ほとぼりが冷めたころ、様子を伺いながらお風呂から出ましたが、冷蔵庫が大きく傾いていたのを覚えています。

さすがに殺すと犯罪になるので、「半殺し」っていう所がポイントです。

昔は、ボコボコにしても「しつけの一環」と言えば許されましたからね。

今思い出しても血の気が引き、寒気がします。

小さな子供には相当な恐怖でした。

私が父親に叱られたのは、「法に触れるような悪事を働いた」からでも、「他人を傷つけた」からでもありません。

「口答えした」「逆らった」という理由です。

父親にとって私たちは、自分に絶対服従するべき奴隷だったのでしょう。

なので、「自分の考えを口にしたり、間違ったことを口にしたら恐ろしい目にあう」と思っていました。

そのため不満があったとしても、相手にそれを伝えることのできない人間になりました。

自分の考えを伝えることは、命を危険にさらすことだと学習してきたのですから。

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やはり虐待の連鎖だった

父親には、父(祖父)・母(祖母)・4人の姉がいました。

しかし、祖父は父が1歳の時に事故で他界しています。

そのため一家は貧しい生活を送り、父は同級生の納屋に住まわせてもらっていたそうです。

その後、家に祖母の内縁の夫が上がり込みました。

この男が怠け者で、祖母の働いたお金で仕事もせずに飲んだくれ、子供たちを怒鳴ったり暴力をふるったりしていたそう。

男の子は父一人であったため、ことさら激しい暴力を受けたそうです。

中学を卒業すると、父親は家から追い出されたそうです。

このため、父親は私たち姉妹が口答えすると怒鳴りつけて威嚇し、口癖のように「中学まで出してもらったらありがたいと思え」と言うようになったのでしょう。

父の生い立ちはとても気の毒なものです。

でも、「自分がされたことを、自分より弱い者にして鬱憤を晴らそろう」と考えるなんて、とても残念な人間です。

完璧な親などいない。

それはわかります。

でも、凶器をチラつかせての恫喝は世間的に見ても犯罪です。

もしも私が父親の望み通り重症を負ったり、命を絶たれたとしたなら。

それでも「完璧な親などいない」と言って許されることなのでしょうか。

自分の感情をコントロールできずに幼い子供だろうと構わずに威嚇するような人間が、子供の虐待死事件を引き起こしているのは事実なのです。

自分の心を癒す

ここで大切なのは、ただ思い出して恐怖を感じることだけで終わるのではなく、昔の自分を安心させてあげることです。

昔の自分なんて想像できないかもしれませんが、傷ついた心はその時の小さな自分のまま、そこに留まっているのです。

そのためにはその出来事をなかったことにして封印しようとするのではなく、しっかりと思い出して受け止めてあげて下さい。

その時の小さな自分を想像し、自分に向かって「怖かったね。〇〇は悪くないよ。お父さんが自分の怒りを抑えられなかっただけなの。もう怖い事はない、大丈夫だよ。」と声を掛けてあげて下さい。

できれば声に出して言ってあげると良いでしょう。

イメージしにくいですか?

イメージしにくければ、もし知らない小さい子供が大人から同じ目にあわされて怖がっているなら、何と声をかける

想像しながらやってみてください。

続けているうちに、怯えていたり泣いている子供が、少しずつ笑顔を見せてくれるはずです。

そうすればあなたの心も癒され、嫌な思い出が昇華されていきます。

おわりに

私が父にされたことは、まぎれもなく虐待でした。

振り返ってみると、その時に絶対的存在だった親は、実は自分の感情のコントロールができない子供だったんだなと感じます。

私は虐待のこの連鎖を止めたい。

そう固く心に誓ってきましたから、自分の子供を怒ったことはありません。

『怒るよりも言葉で伝えて話し合う』というスタンスです。

子供であっても人間としては対等ですもんね。

私もそう扱ってほしかったです。

では。

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