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30代の技術系OL。過労でうつ病になった管理人が、これまでの生き方を反省し自分を喜ばせる人生にシフトチェンジしました。
『小さく暮らす』『ゆるく暮らす』をテーマに記事を書いています。

うつ病を悪化させるもの4選

こんにちは。

うつ病で休職中のシンプリストTAOです。

普段私たちは、脳を酷使する行動を習慣にしている場合が多いです。

何もない状態でも疲れる行動なのに、脳の病気であるうつ病治療中にやると病気を悪化させてしまいます。

今日は私の経験した、脳疲労を起こしてうつ病を悪化させるもの4つをご紹介します。

目次

睡眠不足

健康な人でも、睡眠不足が5日続くと不安や混乱、抑うつ傾向が強まると言う報告がされています。

うつ病治療中は脳の休息が必要不可欠なので、しっかり体と脳を休めてあげたいです。

うつ病の症状として睡眠不足になる場合もありますので、不眠傾向にある方は医師と相談し睡眠薬に頼りましょう。

私は「睡眠薬は依存性がある」「できるだけ睡眠薬を飲みたくない」とい思いから、処方されていた睡眠薬を飲まないチャレンジを何度もやってみました。

やはりなかなか寝付けず、深夜になって睡眠薬を飲んで昼間もドロドロという最悪の結果を招いてしまったので、必要なら睡眠薬に頼る勇気も必要ですよ。

マルチタスク

私はADHD傾向があるので、いつも気が散っているというか、基本的にマルチタスク型の人間でした。

マルチタスクというのは、TVを見ながらご飯を食べる。

両手で別々のゲームをするなどです。

うつ病急性期はこれをすることにより、すごく頭の疲労を感じ、終わるとベッドに倒れ込むくらい疲れました。

人間の脳はもともとマルチタスクをするようにはできていません。

同時にやっていると思っても、脳がすごい勢いで両方の行動に思考を切り替えているのです。

なるべく1つずつものごとを行い、脳を休めてあげましょう。

スマホ

視界からの情報が流れ込んでくるので、これもかなり脳を疲れさせる原因になります。

ただ、今はスケジュー帳・体重の記録・支払いなど、スマホの中に日常生活のデータが入っているので、スマホを使わないというのは難しいですよね。

そんな時は、『SNSから離れてみる』『メッセージチェックの時以外は電源をOFFにする』というのをお勧めします。

私は療養生活の孤独感を埋めるためにTwitterが心の支えだったので、SNSから完全に離れることはできませんでした。

最初は横になったままスマホを見るという生活をしていましたが、目も脳も心も疲れ良い事は1つもありませんでした。

なのでその後は、フェイスブックを退会したり、インスタグラムの投稿を見なくなりました。

インスタグラムでリア充の人の生活ぶりを見てしまうと、「私は何をやっているんだろう」と罪悪感や焦燥感で辛くなっちゃうのでやめた方が良いです。

PCでTwitterやLINEを気が向いた時にチェックするくらいにすると、スマホと距離を置くことができますよ。

ストレス

うつ病治療中はできるだけ、ストレスの原因と距離を取った方が良いです。

私は休職初期の一番悪い時期に、職場への体調報告を週1回要求されていました。

それでなくても体調が悪すぎて動けないのに、週に1回長い報告文を書くのが本当に辛く、職場のことを思い出すだけで過呼吸発作を起こすようになりました。

(急性期の記憶があまりないため、今の今までこの事実を忘れておりました。)

過労が原因でうつ病になった私でもこれは相当なストレスだったので、パワハラや人間関係が原因でうつ病になった方にとっては想像を絶するほど大きな負担になると思います。


今振り返ると、この場合の対処法は2つあったのかなと思います。

・状態報告を月1回以上求めないよう医師から指導してもらう。

・早期に退職する。

医師からの指導は主治医の考え方にもよるかもしれませんので、一度相談しても良いと思います。


また、休職中に新たにストレスが増える場合もあります。

私は休職期間が長くなるに従って、母からの圧力がストレスになりました。

例えば、「近所の人が仕事辞めたの?って聞いてきたよ」とか、「恥ずかしくて友達を呼べない」などですね。

当然本人も復職への焦りや罪悪感を感じていますし、回復期に入ると頭も働いてくるので色々深く考え込むようになります。

うつ病の自殺リスクが高くなるのは回復期と言われているので、じわじわとボディーブローのように効いてくる家族からの継続的なストレスはけっこう危険です。

なかなか逃げ場がない事が多いですもんね。

私は回復期に入ってから親元を離れ引っ越しをしましたが、金銭面や状況は人それぞれ違うので、簡単に引越という訳にも行きませんよね。

それも無理な方は数日ホテルに泊まってみるとか、実家で療養する(理解があれば)、可能なら入院するというのも手段かなと思います。

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引っ越すと家事などのやるべきことも必然的に増えるので負担が増えるかも・・・と心配していましたが、親から離れた開放感の方が家事の負担を上回りました。

体調が悪い時に寝てばかりいても小言を言われないので、本当にストレスフリーです。

まとめ

うつ病は脳の病気です。

なので、うつ病治療中は頭と体を消耗させるような行動はやめておきましょう。

特に、以下の4つの行動が私の脳を消耗させました。

・睡眠不足

・マルチタスク

・スマホ

・ストレス

マルチタスクやスマホを見る回数が多いという生活習慣の方も多いと思いますが、少し離れてみるだけでけっこう脳が休まるのを実感できるはずです。

せっかく休職しているのだから、脳に優しくしてあげましょうね。

では。


うつ病は、きちんと通院し内服したらほとんどが治ると言われています。

また、治療を開始するまでの期間が短いほど、早く治ります。

1人で悩まず、まずは誰かに相談して下さいね。

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