こんにちは。
うつ病で休職中のシンプリストTAOです。
私は、2022年の4月にうつ病と診断されました。
すぐに内服治療を開始したのですが、しばらくは非常に悪い状態のまま平行線でした。
ところが、あるきっかけで劇的に調子が良くなったのを自覚しました。
今は復職や今後のことについて冷静に考えられるようになってきているので、回復期の後半くらいにさしかかっているのかなと思っています。
友人に会うこともできるようになり、趣味を再開したいとも思っています。
では今日は、うつ病が良くなった理由についててお話をさせていただきます。
うつ病が劇的に良くなったきっかけ
そのきっかけとはズバリ『合う薬に巡り合えたこと』です。
月並みな理由ですが、『合う薬』というのは本当に大事だし、最初から自分にピッタリな薬を使っている人の方が難しいかもしれません。
私はうつ病になってから、抗うつ剤・安定剤・睡眠薬などを含めて様々な薬を飲みました。
私は1度病院を変わっているので、うつ病の診断を受けた病院を『病院1』、転院先の病院を『病院2』として試した薬をまとめてみました。
抗うつ薬:パロキセチン・アモキサン・デュロキセチンカプセル
抗不安薬:アルプラゾラム・フルニトラゼパム・ロラゼパム
睡眠薬:ハルシオン
悪夢に対し:リボリトール
下剤:酸化マグネシウム
抗うつ薬:ミルタザピン・トリンテリックス・レクサプロ
向精神薬:エビリファイ
下剤:麻子仁丸
最初はなかなか回復がみられず、薬の増量や変更を繰り返しました。
うつ病の経験がある方はお分かりだと思うのですが、それがなかなかの地獄なんですよね。
嘔気・嘔吐、気分の上がり下がり、耳鳴りやめまい、食欲の増減、手足の震え、倦怠感や頭痛などに悩まされ、うつ病と別のことでいつも不調が続いている7か月間でした。
それがレクサプロを飲み始めて2週間ほどで、気分の良い日が多くなったことに気付き、飲み始めて4週間たつとその状態が継続しているのを実感するようになりました。
レクサプロも20%程度の人に吐き気や眠気、その他不整脈などの副作用が出るようですが、私は特に副作用は出ませんでした。
私にとってはとっても良いお薬なのですが、デメリットもあります。
レクサプロは日本では2011年に認可された比較的新しい抗うつ薬で、ジェネリックが発売されていないため、10mg錠で約170円と値段が高いのです。
これは一般的にうつ病の方が内服することの多いパロキセチンと比べると、約17倍のお値段になります。
私は自立支援医療(精神通院医療)を受けていて1割負担になっていますが、毎月の薬代は他の薬も併せて2500円程。
自立支援医療を受けていないとこの3倍かかることになるのでかなり高額ですよね。
でも、効果があるなら全然いいと思っています。
また、転院先の病院の先生がアルプラゾラム、ロラゼパム、ハルシオンの依存性を心配して下さり、早めに切ってもらえたのも良かったと思います。
その先生によると、ハルシオンは若年性の認知症を引き起こすので避けた方が良いとのことでした。
発症から転院まで半年ほどだったので、依存性の高い薬も問題なく断薬することができて本当に良かったです。
ちなみに今私が飲んでいる薬はこちらです。
パロキセチン(SSRI)・レクサプロ(SSRI)・エビリファイ・ミルタザピン(NaSSA)・麻子仁丸
まとめ
合う薬って本当に大事です。
最初のクリニックでは『新薬は使わない』という方針で、体調は良くなるどころか悪くなる一方でした。
先生も私が一向に良くならないことに困っておられるようでした。
別の理由で病院変え、それから色んな薬を試してもらえるようになりました。
レクサプロを飲み始めた後は、頭の中の霧が晴れたようにクリアになりました。
このままのいけば、減薬→寛解にもっていけそうな予感がしています。
長い事薬の副作用に苦しむだけで、一向にうつ病が改善する気配がなかった時は本当に辛かったです。
薬って本当に大事だなぁと思いました。
勇気を出して転院していなければ今も副作用に苦しんでいたと思うので、本当に転院して良かったです。
転院の話についてはまた別の日に記事にさせていただきますね。
では。
うつ病は、きちんと通院し内服したらほとんどが治ると言われています。
また、治療を開始するまでの期間が短いほど、早く治ります。
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[…] うつ病が劇的に良くなったきっかけ こんにちは。 うつ病で休職中のシンプリストTAOです。 […]